弦打校区は、これまでも様々な災害想定により訓練を行ってきました。今年はコロナ禍。防災部会等で検討を重ね、コロナ禍の中での大雨想定で、避難所を開設するという想定で行いました。
指定避難所である弦打コミュニティセンター、弦打小学校は想定最大の雨量にて洪水想定区域内にありますが、万一の時も2階以上に移動することで避難が可能とされているため、今回、体育館を使って受入訓練を行うこととしました。
当日、本部員(コミ協・自治会・自主防災会連絡会・災害時指定職員・消防団・出張所・小学校・保育所・コミュニティセンター・保健師・特別養護老人ホームエデンの丘・総合ケアセンターヨハネの里・高松西消防署・駐在所【順不同】)の集合は午前8時半。まずはコミュニティセンター入口で、サーマルカメラ、非接触型体温計で参加者全員の平熱、マスク着用を確認、問診票の記入、そして手指消毒の実施をしました。大西本部長挨拶のあと、班に分かれてそれぞれの役割の訓練実施を行いました。
班は次のとおり。()は役割。班長及び副班長を中心に、班員それぞれが役割を果たしました。
・本部班(本部班参集訓練、災害時指定職員連携、訓練把握)
・情報班(各自主防災会他との連絡訓練)
・避難者管理班(避難者受入訓練と2次受付への誘導)
・施設管理班(避難スペース確保と誘導、仮間仕切り設置)
・資機材班(資機材の点検配置、マンホールトイレと簡易トイレ組立)
・食料生活物資班(非常食品配布)
午前10時から、各自治会・自主防災会参加者の受付訓練を実施しました。
午前11時、本部班のそれぞれの立場から提言がありました。「非常食にアレルギー表示の掲示をしては」、「自治会を通して避難者カードを書いては」等です。
コロナ禍での避難所運営は困難を伴いますが、「新しい生活様式」の中で今言われている「密」を避ける、消毒やマスクをすることを守りながら、これから数年付き合っていかなければならないでしょう。受け入れ人数も限られますので、指定避難所以外の親類宅等、避難できる場所を日頃から考えておくことも大切かも知れません。























写真撮影:弦打校区コミュニティ協議会広報部会 藤村豊博部会長