想定は、南海トラフ地震。校区防災本部の初動体制について、防災部会を中心にまとめているマニュアルを基に、山口防災部会長が講義形式で伝達した後、避難者の受入れ訓練、居住スペース組立訓練等の実技による確認を行いました。
座学では、建物が地震で倒壊せず安全に使用できるとして、一人あたり3平米とし計算すると、弦打小学校には校舎を含め体育館等建物内に200人程度、プラス車中泊、コミセン内の建物では40人足らずで、人口1万人の弦打校区においては到底収容不可能。自宅に留まれないとして、避難先として親戚・知人宅に避難する想定も日ごろから各自で考えておくのも大切だということです。また、発災時に瀬戸内海に近い校区北部の場合等で、津波の心配があるときは、まずは津波から身を守る行動。災害時のトイレの使い方では、発災直後から配管破損の関係で、水を流すことは禁止で、既存の洋式トイレを利用する場合は2重のビニール袋を使用し、1枚のビニール袋を処理することなどのレクチャーがありました。最後に、高松西消防署の明石署長より訓練についての講評がありました。
なお、小学校やコミセンの避難生活で必要となるであろうパーテーションやエアベッド等、今後、まだまだ不足するもの、それを保管する倉庫の充実等を含め、充実させていくべく、現在コミュニティでも検討中です。

















写真撮影:広報部会 藤村豊博部会長
参加した方々
●コミュニテイ協議会 役員会
●各自治会長
●各自主防災会 会長
●弦打校区の災害時指定職員
●弦打小学校 校長
●弦打幼稚園 園長
●弦打保育所 所長
●弦打駐在所 所長
●弦打地区 担当保健師
●弦打コミュニティセンター 職員
●特別養護老人ホーム エデンの丘 施設長
●総合ケアセンター ヨハネの里 センター長
●そのほかの地域団体のリーダー