令和4年8月23日(火)13:30〜、屋島コミュニティセンターにて(リモート参加可能)で、一般社団法人高松市コミュニティ連合会によるコミュニティ協議会会長研修会(地域コミュニティ人材育成研修)が行われました。そのなかで「地域コミュニティ協議会の部会について」というテーマで、弦打校区コミュニティ協議会 、太田南地区コミュニティ協議会が事例を発表しました。
弦打からは弦打校区コミュニティ協議会の英事務局長が事例発表を行いましたので、一部を紹介させていただきます。
以下、英氏が発表した話の要約です。
『弦打校区コミュニティ協議会は、学校区に1つの協議会として平成16年(2004年)に結成され、部会は平成17年(2005年)に「青少年育成防犯部会」「保健福祉部会」「環境安全部会」「生涯学習スポーツ部会」「総務広報部会」の5部会で始まりました。
平成22年(2010年)には「青少年育成防犯部会」を青少年の健やかな活動を見守る「青少年育成部会」と、安全面とりわけ交通安全活動を行う「交通安全防犯部会」に枝分けをし、「環境安全部会」を身の回りの環境衛生に取り組む「環境衛生部会」と、災害に備える「防災部会」に分けました。7部会となり、各部会において専門性に特化した活動ができるようになりました。
平成29年(2017年)には「生涯学習スポーツ部会」が「生涯学習部会」と「スポーツ部会」に分離しました。どの部会に入るか、文科系と運動系にわけることで、入りたい部会を興味関心に応じて選択することもできるようになり、活動がしやすくなりました。「環境衛生部会」は「環境美化部会」に名称を変更することでより親しみやすいイメージとなり、まちをきれいにしよう、といった意識づけが高まりました。「総務広報部会」は「総務」の部分を除き広報に特化しました。「総務」の活動は毎月1回開催しているコミュニティ協議会役員会で網羅できるためです。「青少年育成部会」「交通安全防犯部会」「保健福祉部会」「環境美化部会」「防災部会」「生涯学習部会」「スポーツ部会」「広報部会」の8部会となり現在に至っています。
毎月1回のコミュニティ協議会役員会では各部会長が部会活動報告を行い、部会には各種団体も絡んできて、中島みゆきさんの「糸」という歌謡曲にあるように、コミュニティ協議会や周辺の組織は「縦の糸、横の糸」が上手く織りなされ、地域の情報が行き渡っているように感じます。
しかしながらこのような中でも良いことだけではありません。弦打校区では近年高齢者が増え、人材不足が否めません。若い人を取り込み、共に活動していかなければなりません。また、ごみステーションに、配達したての広報誌が、時間を置かずごみとして捨てられているのを目にします。広報誌は情報の宝庫であり、情報を得なければもったいない。我々の意識も変えなければなりません。
協議会が立ち上がりかなりの年月が経つのに、高松市自体がいまだに地域コミュニティの所管課を通さず、従来通りのやり方で各課の指示や依頼を、協議会ほか個別の地域団体に下ろしてくるということがあります。資金面では「まちづくり交付金」として一括化されてコミュニティ協議会に降りてくるが、市の窓口の一本化が未だに図られていないのではないでしょうか。
弦打校区の人口は10,646人、5,283世帯(令和4年8月1日)で、1人暮らしの世帯も多い。課題もたくさんあるのですが、住民も市も意識を変えていこうではありませんか。』
(文:コミュニティセンター長が、事務局長の話を聴講し、まとめました。)
2022年08月24日
「地域コミュニティ協議会の部会について」弦打コミ協事例発表〜令和4年8月23日コミ協会長会研修〜
posted by K at 11:59| コミュニティ・地域の活動