11月19日(日)朝から、弦打コミュニティセンター及び弦打小学校体育館で、弦打校区コミュニティ協議会(防災部会)、弦打校区自主防災会連絡会の主催で地区住民の皆さんと大地震を想定した防災訓練を実施、本部員は避難所の立ち上げや運営方法、自治会等から参加の住民は一時避難所に集合のうえ避難所である小学校に来ること、共通の学習として家具の固定方法やAED訓練等を行いました。

▲防災本部員は8時半に弦打コミュニティセンターに集合しました。
8時45分に大地震が発生した想定で、防災部会の山口部会長の説明を聞きました。「弦打校区の指定避難所は、弦打小学校と弦打コミュニティセンターです。避難所であっても地震発生によって建物が安全であることを確認できなければ施設を使うことはできません。」そして安全性についての確認のポイントを聞きました。
情報伝達訓練では本部とトランシーバーを所有する自治会や消防団、福祉施設とトランシーバーで交信しました。トランシーバーの操作方法について解説がありました。


▲防災資機材倉庫前では中に入っているものを本部員で見ました。実際に発電機を防災部会員が作動させ、本部員がその様子を見て確認しました。日頃、発電機は防災部会の皆さんが点検をしてくれており、安心して使うことが出来ます。

▲非常時の男性用小便器の説明がありました。

▲体育館に入る前に熱を測り発熱の確認をしました。

▲平熱の人は体育館に入り、そこで居住エリア(町別)毎に振り分けがありました。

▲新型コロナウイルス感染症が第5類の位置づけになったとはいえ、感染症には留意する必要があります。

▲ホームセンター西村ジョイさんの協力で災害時の物品展示を行いました。

▲非常食もバラエティ豊かで、おいしそうです。

▲間仕切りテントとエアベッド。少しづつそろえています。置き場がないのが課題です。

▲家具の固定方法を学びました。地震で身を守るには、すぐにでも各家庭に帰って、せめて寝室に大きな転倒しやすい家具を配置しないことや、冷蔵庫、食器棚など凶器となる家具類を正しく固定する必要があります。
AEDの使い方と胸骨圧迫の仕方を体験しました。「人が倒れています」→周囲の安全確認→呼吸確認。周りの人の助けをかりて、具体的に人を指名し、119番通報やAEDを持って来てもらう。AED到着まで胸骨圧迫を行う。AEDは電源を入れ、アナウンスに従う。電気が流れるときはその人に触ってはいけない等を学習しました。

▲防災本部員と地域住民等が防災部会長の説明を聞きました。

▲災害時にはプライバシーを守りながらダンボールトイレを使用します。

▲高松市消防団弦打分団の消防車。今日は分団員、そして高松西消防署員から大勢の方が参加してくださいました。
校区自主防災訓練は毎年訓練を行っておりますので、参加していれば知識も深まっていきます。多くの自治会や自主防災会は訓練に参加してくださっておりますが、数年来、訓練に参加していない自治会の方におかれましてはご協力をいただけると幸いです。
(文:弦打コミュニティセンターK)
(写真撮影・提供:コミ協広報部会)